2012年11月19日月曜日

臨時の営業と休業のお知らせ

11月21日(水) 営業いたします。
翌22日(木)は第3木曜なのでお休みです。

11月25日(日) 夜の営業はお休みいたします。

よろしくお願い申し上げます。

んじゃまた
亭主敬白

2012年11月17日土曜日

江戸の戦闘美少女

あんまり蕎麦とは関係ないですけど、まあ、江戸文化つながりということで。

 江戸の吉原には「禿」(かむろ)と呼ばれる少女達が居て花魁(おいらん)の身の回りの世話とかの仕事をしてたそうな。もちろん将来的には花魁になることが前提であるわけです。「かむろ」は15歳になると「新造」(しんぞ)として花魁の助手役を務め、17歳で花魁デビュー。つまり「かむろ」は小学生から中学生くらいの少女なわけですね。
 さて、吉原というところは隆慶一郎氏によれば実は手練れの戦闘集団でもありました。いざとなれば総力戦で敵(※)と死闘をくりひろげる。
 で、その際、「かむろ」も軍団の一員として応分の働きが求められたのです。いたいけな少女達が闘いにかり出されるのはなかなかに哀れを誘います。彼女たちは非力を補うために頑陀夢という武器を操って戦闘に参加したそうな。
 いざ、出陣。おおぜいのかむろ達は異口同音にこう叫んで闘いの場に出るのです。

 かむろ、行っきま~す!


 そおゆうオチです。あしからず。


※隆氏によれば柳生一族とのこと。異説として冨野喜幸氏による「慈恩公国」説もあります。


んじゃまた
亭主敬白

念のための追記ですが、「さて」以降はすべてフィクションの話なので真に受けないように。

2012年11月14日水曜日

「コンヴィヴィアリティ」の追及

 イヴァン・イリイチという人はヴァチカンの聖職者出身で底辺での社会運動に携わり、中南米で「解放の神学」にも関わって結局ヴァチカンとはケンカ別れして、思想家として生涯を終えたんだけど、なんか権力におもねらない姿勢が渋くて、ワタクシ的には「めっさエエ人」というイメージなのですね。(いやまあ、会ったことはないのでホンマかどうかはわかりませんが。)
  当店も3年目に突入したので「3年目のうなぎくらい大目に見てよ」的なことばかり言っててもあかんだろうなあと思って自店のアイデンティティというかプロパティというか、まあ、「うっとこ、こんなんですワ」的なもんを改めて整理しようと考えてみてるわけですが、ふと、昔かじった、とゆーか、表面をなめた程度ですけどくだんのイリイチが『シャドウ・ワーク』でしたっけ、あの中でゆってる「コンヴィヴィアリティ」という単語を思いだしたのであります。
 思想家・哲学者というのは既存の単語に独自の意味を込めて新たな概念を展開するのんが商売のひとつでもあるわけで、イリイチはこれを「いきいきとした共生」という意味合いで使ってるのですけど、うっとこの「蕎岳」、読みは「きょうがく」ですけど、同音異義語というか、当て字として「共楽」てのもありえますし、お、なんか平仄があいそうだなあ、と。

 んで「コンヴィヴィアルなそば屋」というフレーズが浮かんできたのですね。
 なんかかっこええやん。耳慣れないわけのわからん横文字つかうと、そんだけでなんだかたいそうで深遠ぽくみえてかなりのハロー効果が期待できそうですよね。インテリとかこってりとか、そういうたぐいの人をコロっとだませそうかな?と。
 まじめな話、そば屋に集う人たちがお互い支配-被支配という関係ではなく平等で対等で、独立した人格として手打ち蕎麦を媒介にして共に生き生きと人生や社会を謳歌している、そんな場所、みたいなイメージを喚起してくれる感もありますし。
 うっしゃ!「コンヴィヴィアルなそば屋」。
 なんかよくわからんけどかっこええし、これで行こう!と思ったんだけど、一応、念のためイリイチ読み直そうかとは思いませんでしたが、そんでも一応念のため字引くらい引いとこうとネットで英和辞典見たら、convivialityって、突き詰めると「宴会」「酒盛り」 、派生して「陽気さ」「上機嫌」。

 つまり「コンヴィヴィアルなそば屋」って?
 単に「酒飲みが集まってわいわい騒がしいそば屋」ってだけのことやんけ!

 ま、いっか。それはそれで楽しそうだし。

 当店は「コンヴィヴィアルなそば屋」を目指しているのれす!
 手打蕎麦こそがコンヴィヴィアリティのためのツールなのれす!

 そゆわけで「コンヴィヴィアリティ」の「追及」作業が終わりまして、今後は実践的に「追求」をしていきたいと思っておるわけであります。
 歌もつくってみました。
 ♪ あなたと コンヴィヴィ そば切り きょ~がく


イリイチのおっちゃん、天国で怒ってはるかしら?

んじゃまた
亭主敬白

2012年10月29日月曜日

天丼好きの人々

んなわけで天丼はじめました。
お蕎麦ご注文の方に限り、ミニ天丼400円(試供価格)。

タレも我ながら美味しくできたと自負しております。
 なんと言ってもキネ旬の外国語映画第一位。
ぜひお試しあれ

んじゃまた
亭主敬白

2012年10月12日金曜日

天丼プロジェクト

天丼です。
天ぷらがどんとのっかり、甘辛いたれが衣とご飯に沁みた、あの天丼です。
ある日の賄いで作ってみたら旨かったのです。
いいねえ、たまにはガッツリ系も。

んじゃあ、メニュー化しようかな、と思いまして。

とはいうもんのね、研究課題があれこれあって、そこらをクリアする必要があるわけで、メニューに載せるのんはそれからだなあ。
・たれの配合
・ネタの選定
・オペレーションの整理
・価格設定
・既存メニューとの整合
この辺を「いかんせん」との問題意識をもちながら試作と試食を繰り返すもんで、見事に痩せませんなあ。

ある日の試作品。
海老×2、大葉、まいたけ、なす。
怒濤の勢いで食べてしまいました。うまかったス、ほんとに。カロリー高いもんはおいしいねえ。

そゆわけで、メニュー化は近い。天丼のお目見え、お楽しみに。

ちなみに天丼はJ-POPでも唄われるポピュラーな料理なのね。さすがです。
たとえば最近ベストアルバムまた出したユーミンも天丼を歌詞に織り込んでいます。
『ルージュの伝言』('75 荒井由美)
 ♪不安な気持ちを残したまま 街は天丼遠ざかっていくわ
  明日の朝 ママから電話で ……
はい、叱っていただきます。すんません、しょーもないこと言いで。

んじゃまた
亭主敬白


2012年9月30日日曜日

臨時休業のおしらせ

本日9/30、夜の営業休みます。
台風来てますんで…

んじゃまた
亭主敬白

2012年9月23日日曜日

粗挽き十割そば

二周年を機に、メニューに載せました。

「粗挽き/荒挽き」(あらびき)というのは、店によって定義が違うようで、同じ「粗挽き」という用語を使っていても、その実態は様々であります。どうにもとらえどころがない。
ただ狙いとするところは、粗めの粉というか粒というか、それを残すことで蕎麦の風味や味にインパクトを与える、ということみたい。
で、最初、とりあえず粗めに挽いた粉で試作。水加減の失敗もあったけど、なんやもっさい蕎麦になってまって。これぢゃあ、ただの粗めの挽きぐるみ田舎蕎麦だなあ。

私淑する師匠のアドバイスをいただいて、粗めの粉(というか挽き割りの「粒」というか )を微粉に混ぜて打ったところが、なんと!めちゃめちゃ美味しいではあ~りませんか!
まあ、どしても長く長くはつながりにくくて、手繰る感じにはならないのですが、ダシに浸けて食べるとこいつはかなりもったいないので、結局塩で食べるという類の蕎麦ですし、なんにせよ、よく噛みしめて食べると蕎麦の甘み旨味香りが口中に拡がり、後々まで残る、ということからいうと、多少短くてもそれはあまりマイナス要因にはならない、と思ったのでありました。酒のアテとして、ゆっくり飲みながらつまむ、というのもアリかな?というぐらいですから、ウチが通常出してる蕎麦、山科区民が多く認知している蕎麦とは全然別種の蕎麦だなあ。

んで、やっぱり打つのがちと難しい。毎度毎度スリリングな感じで実に楽しいのでありますね。豆餅みたいにつぶつぶの異物がちりばめられた生地を恐る恐る延して畳んで切るとね、粒をぶすぶす切断してる感触がこわいような楽しいような。

てなわけで、なんとかかんとかメニュー化した粗挽き十割。
土日祝のみ、枚数限定でのご提供。
んで、美味しいけど手繰ってズズズッっていう爽快感はないので、半量でのご提供。蕎麦本来の旨味をゆったりじっくり噛みしめて味わうお蕎麦です。
紅い、ヒマラヤの岩塩と少量のダシを添えて提供いたします。

・粗挽き十割蕎麦 880円 土日祝のみ

んじゃまた
亭主敬白