具体的には新聞の折り込みチラシ。
地元のシェア一番の京都新聞へ、新十条通りから北の山科区北半エリア対象にのべ14,800枚。
印刷代、折り込み代合わせて8万円弱。
突然、「実は開店してました~」というチラシが入ってもなんだかなあ、ですので「開店1ヶ月謝恩祭」という形にしました。かなりこじつけっぽいですけどね。
謝恩祭だからなんか目に見えるメリットを提供する必要がある。景品付けるのは大変。であれば割引のお試し価格(10%引)で提供させて頂こう。
で、大枚かけて配布しても効果の程がわからないのでは、と思って、「チラシご持参の方に限り1割引」という形をとりました。会計伝票に「チ」の文字を入れておけばチラシを見てこられた方の数がわかり、14,800分(ぶん)の○○、と効果が具体的な数字で測定できるだろうと。
新聞販売店の方のお話では、3連休最終の11日が比較的チラシは少ないよ、とのこと。山のようなチラシに埋もれる可能性はまだ低かろう。と言うわけで11日から今月末までが蕎岳開店一ヶ月謝恩祭。11日の朝刊にドンと折り込まれたのでした。
ドキドキはらはらの月曜日、開店15分。お客様はゼロ。
だめじゃん。効果ないじゃん。
まだ15分しかたってないよ、店長。
といったやり取りをスタッフとしてるウチに以前からお世話になった方が御来店。そうこうしてるうちに始まったのでした、夢にまで見たひっきりなしの御来店状況。
翌火曜日は平日でしたがやはり同様にお客様の切れ目がない。で朝打った蕎麦が売り切れてしまって申し訳ないことに早めの閉店。すぐさま晩の分の蕎麦を追い打ちし、ネギやら天麩羅のネタやらの仕込みで休憩も取れず。
いやあ、効果あります新聞折り込み。結局殆どの方はチラシご持参でした。で、来店客数は一気に3倍化。って、基礎数がもともと低すぎたわけではありますが。
もちろんすべてのお客様にご満足いただけたわけではなく、中には厳しいご意見を下さる方もおられます。でもシレッと食べてネットでボロカス書かれるよりははるかに気持ちがいい。面と向かってご意見下さる、というのは自己顕示欲ではなく、当店への期待が動機なのでありましょうし。
で、おおかたのお客様はかなり高評価をしてくださっている。スタンプラリーとも相まってリピーターになって下さりそうな感触。この好景気を一過性にせず慢性化させねば、という切なる思いが通じるかもしれない。
そういうわけで今週は「逆襲のシュウ」なのであります。
ガンダムにひっかけようと思ったけどうまいこといかんかった。
んじゃまた
亭主敬白