2010年7月22日木曜日

厨房が厨房らしく

この場合厨房というのは、言葉の本来の意味での厨房です。
「精神年齢中学生」を指すネットスラングではありません。

閑話休題。
シンク、冷凍冷蔵庫、製氷機、ガスコンロ等が搬入され、天井にはステンレスのフードも設置。いよいよ厨房らしくなってきました。
棚をつける場所など、収納関係の位置決めもきまり、今週末には予期された機能を整えた厨房として完成する予定です。
来週末には保健所の現地検分もあり、その上で営業許可ももらい、晴れて蕎麦屋として認められる運びです。
今日は搬入が終わった店で一人、FAX複合電話(兼コピー兼プリンタ兼スキャナ)の購入と設置。ビックリしたことに接続を予定していたソケットは玄関灯と連動していて玄関灯を切ったらFAX機が使用不能となってまうことが判明。急遽近所の西友まで走り延長コードを壁に沿わせて何とか常時FAX使用可の状況を実現。
はあ、たかがこんなことでも色々あるもんだ。

明日は電話のアダプタが届いたり、椅子テーブルが届いたり、ハード面の整備で忙しそう。
ソフト面としての調理トレーニングが後回しになりがちなのが気がかり。

ハードと言えばとうとう発注してまいました、2尺のこね鉢。
もちろん木のくりぬきではなく木質樹脂の加工品ですが、大きさは充分。これであたりに粉がこぼれるのを気にせず思い切り水回しできると喜んでいます。
やっぱりねえ、ステンボウルでの水回しではねえ、粒が小→中→大へと成長していく過程を現出せしめるのがなかなか難しかったのです。いきおい一気に括りに入ってしまっていたのですが、今後はその過程が丁寧に観察できるでありましょう。


そうそう、延し板用の板の購入にも行かねば。打ち場には大工さんがこね板を載せればいいような細工を既にしてくれていて、サイズ通りにパイン集成材(安いし丈夫)を切って載せれば延し場も完成するはず。あまった板は幅90センチで2等分すれば同寸のまな板が2枚できる予定。寄せ木のまな板に比べれば耐久性は劣るものの、最安寄せ木まな板に比べれば価格的に35分の1のものが2枚、両面あるから4面とれる勘定。繁盛して寄せ木細工のまな板が買えるようになるまではこれで我慢しようと考えています。

貧すれば鈍す?
いやいや、窮すれば通ず、と信じて頑張りたい。

んじゃまた
亭主敬白