しかし、いざどこから仕入れるか、が問題で、中央市場や錦は遠い。送料かかるようなのは避けたい。
そんなところからとりあえずの妥協点として冷凍のおろしわさびでスタートしたのでありました。
先日、お客様から「わさびだけが惜しい、鼻につーんとこない」とのご指摘。なめてみると確かに辛いのは辛いけど鼻に来るあの感じがない。ごもっとも。おっしゃるとおり。
粉わさびを試してみる。練ってるウチから鼻にくる。いかにもわさびって感じです。
でもこのいかにも「わさび」っぽい刺激は実は西洋からしが入っていることによるものらしい。
ふ~ん
実は個人的には蕎麦にわさびは必要か?という思いを持っているのです。あんな刺激があったら蕎麦やつゆの味・香りが侵されてしまうんちゃうん?ま、ネギにしても一緒なんですが。
しかし、薬味のない蕎麦は確かに淋しいし、やはりつきもんですしね。
さて、どうしよう。
とりあえず生わさびが近所で入手できることがわかったので試しにそれで提供してみようと考えているところ。とはいうものの、生わさび、静岡産のやつですが、辛いしとても良い香りがするのだけれど鼻へくる感じはそれほどでもない。粉わさびのほうが遙かに強烈。
結局、わさびに何を求めるか、ということに帰着するわけですが。
蕎麦がうまければそれでいいはずですが、それ自体も個々人の嗜好によって変わってくるわけですし。
さて、どうしよう。生の本わさびか、粉わさびか。
コストの問題もある。さてさて。
とりあえずしばらく試行錯誤してみるつもりです。
んじゃまた
亭主敬白