そんなときに高田渡師の「コーヒーブルース」が店のBGMで耳に入って、(んな曲が流れる蕎麦屋も大概なもんでありますが)、翻然、悟るところがあったのでありますね。
同様なのに松任谷由実さんの「海を見ていた午後」とゆうのもありますね。
さらに、中島みゆき様には「狼になりたい」があります。
えと、何が言いたいかとゆうと、どの曲にも実在のお店の名前が出てくるのでありますね。
コーヒーブルースでは三条堺町の「イノダコーヒー」、海午後には横浜の山手の「ドルフィン」、狼には「吉野屋」。
こんなふうに歌に唄われると、その店は「歌枕」になりますね。
とりあえず、京都に来たら「いっぺんあのイノダでコーヒー飲んでみよか」とか、
「中華街もいいけどせっかくのハマだからあのドルフィン行ってみたいわ~」
といった状況はありがちですよね。牛丼屋はちょっと違うかも知れないすけど。
やっぱりずいぶんこれらの唄のおかげで繁盛したみたいですよ。牛丼屋はあんまり関係なかったでしょうけど。
さて、そゆわけでそば切り蕎岳もここで一段の飛躍を図ろうと思うと、唄のもつドラマ性、イメージ喚起力、大衆性、これらを利用するに如かず、と考えるわけでありますね。
例えば
♪山科へ行かなくちゃ、山科東野の蕎岳って蕎麦屋へね
♪東野の蕎岳は だじゃれたお蕎麦やさん 晴れた午後には遠く三浦岬も見える(山科からはちょっと…)
にしんソバの中を貨物船が通る(ありえません)
♪夜明け間際の 蕎岳では 化粧のはげかけたシティガールと… (夜は9時までですけどね)
てことで、蕎岳がさりげなく、大事なのでもっかい云いますが、さりげなく、歌詞に詠み込まれ広く人口に膾炙する、そんな歌があれば必ずや商売繁盛ならむ、と。
んで、本題です。
そおゆう、蕎岳の商売繁盛につながるけどもムキムキの宣伝ソングではなく、人の心にしんみりといつまでも残る印象的な歌、蕎岳の名前がさりげなく入った歌を作って、 ヒットさせてほしいと切にこいねがうものであります。
で、そんな歌を作ってヒットさせてくれたならば、蕎岳としましてはもう、満腔の感謝の意を込めて、生涯にわたり、食後の蕎麦湯は無料で飲み放題にさせていただきたいと思っております。
国内外のアーティストのみなさん、どーでしょー?
そば切り蕎岳の歴史に名を残すチャンスです。果敢なる挑戦を求めます。
で、店主のおまえは何をすんねん?という質問が予想されるのであらかじめ言っておきたいと思いますが、せやし、蕎麦湯飲み放題と言ってるぢゃないですか!しかも、店主の笑顔付き。なおかつ、女性の方だったら、店主のhug&kissまで付けてもいいとさえ思っています!
蕎岳はあなたの創作活動を応援しています。
んじゃまた
亭主敬白